何も分かってなかったんだな。

2016年07月07日

「笑ってこらえて」20th Anniversary おめでとうございます。

うちも「こんにちは赤ちゃんの旅」のコーナー
で取り上げてもらってから早くも13年。

今では、立派な厨二になってます。

スタッフからおっかけ取材の電話がかかってきて
近況をお話させてもらいました。
典型的な中学2年生に成長してくれたので
今回の記念企画に出演されていただいたら
それなりに面白い映像にはなったのではないかと
親バカぶりを発揮しそうでしたが
考えてみると、かなりマニアックな部分もありますので
無事、スルーされてよかったなと。。。

ビデオレターでは
「生まれてきてくれてありがとう。」と涙ながらに感謝の言葉を述べたんだけど
いまこのビデオがみつかったら

何を言われるかわからんな。。。

でも、いまでも気持ちは、変わらない。
宝物は ひとつ加わり 娘も誕生。
二人とも 生まれてきてくれて 本当にありがと。

最近少しわがままに なってきたけど
それも愛嬌ということなのかな。

ーーーーーーーーーーーーー以下引用
小学1年生になった息子が、物凄く持ち物をなくして帰ってくる。
鉛筆に始まり、筆箱までなくした。
本人に聞いても「いつの間にかなくなっている」としか言わない。
なぜそんな大物なくして気付かないのか、もしかして何か障害があるのか?と、
ちょっと変なスイッチが入った私は
市販の筆箱を改造し、GPSの小さいのを隠して入れた。
またなくして帰ってきたら、どこに置いてきたのか一緒に探して息子に気を付けるように
言おうと思っただけでした。

そしてすぐにその日はやってきた。
息子が筆箱がなくなったとションボリして帰ってきたので、GPSで検索。
なんか有り得ない場所にある。
学校ではなく誰かの家。
迷ったが、息子には学校に有るだろうからお母さんが探してくると言って、担任に相談しに行った。
担任は私の話を聞くと、この噺は内密に、逆恨みされると子供に危害が及ぶかもしれないのでと言い、
そのお宅に家庭訪問しに行った。
私は帰宅し、息子には先生と探したがなかったと報告し、私が使おうと買っておいた
象が乗っても大丈夫な筆箱を息子にあげた。

その夜、担任は我が家にやってきた。
取り急ぎGPSがあったことに相手が気づく前に回収したかったと言っていた。
それは成功したらしく、息子の筆箱と今までになくなったものが全て無傷で帰ってきた。

息子は盗られていた事実に気付いていないのでそのままもう少しの間
気付かせないで欲しいと言われた。
盗った子はとても良い子に私には見えていたので衝撃だった。

そしてその後、その子の家庭は崩壊した。
母親は返品され、子供を引き取った父親は引っ越して行った。
母親が金目のものを持って来いと指示しており、子供は毎日何か持ち帰らないと
夕御飯が貰えなかったと噂話できいた。
うちのGPSがきっかけになったことは担任と私だけの知るところで、逆怨みはなかった。

と言うことが数年前にありました。
盗った子から手紙が来て、息子と一緒に読みました。
あの時たくさん盗ってごめんねと。
息子は気付いていたらしい。
何か持って帰らないと夕飯抜きなことも全て。
そうだったのか。親って何も分かってなかったんだなと涙が出た。
お母さんあの時は心配かけてごめん、ありがとうと言われて更に泣けた。
— 続・妄想的日常 - 何も分かってなかったんだな


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Posted by はるり at 20:33
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