GOOD MORROW

2021年06月24日

1546年ポルトガルから薩摩へ、調査を目的とした船が送られました。
その船の船長を務めていたジョルジェ・アルバレス。
彼がザビエルに報告するために記した「日本報告」の中に、「蒸留酒」の文字がありました。
ザビエルは、日本にキリスト教、西洋の文化を持ち込んだ人物。
そして、日本に初めてワインを持ち込んだ人物としても知られていて、当時の薩摩の大名・島津貴久にワインを献上したという記録も残っています。
そのお酒大好きと思われるザビエルが初上陸した戸柱橋のすぐ近くに位置するのが、1730年に酒屋を開業した「相良酒造」
おなじく島津家に焼酎を献上していたとも伝えられている鹿児島市街地唯一の焼酎造り蔵元です。

今回、相良酒造の新作「GOOD MORROW」のモニター募集に応募させていただきました。
こちらの商品は、11代目相良由美子さんが、女性杜氏としてはじめて焼酎から外装デザインまでを手がけ
かごしまデザインアワード2019を受賞した商品。

まず、飲む前に香りだけ嗅いでみます。
芋焼酎特有の甘くて優しい香りが広がります。
強くて芳醇といった香りではないように感じるので
お湯割りよりもロックもしくは水割りの方が向いているかもしれません。

それでは、さっそく。いただきます。

最初にロックから
香りが優しいので、甘いことを想像していましたが
口に入れた瞬間、ちょっと辛みが際立ちました。
続いて感じる口当たりは、ほどよい甘みと、旨味が不思議な感覚
黄麹なのかなと思わせる程のさわやかな風味も広がります。
他の焼酎と比べると度数が弱く感じるような気がしました。

続いてお湯割り
僕自身は、芋の香りとが一番引き立つので
真夏の夕方でも
服を着替えながらお湯割りを作るほど好きで、普段から飲みなれているスタイル
今度は、夕食の山形屋の鶏パックと一緒に頂きます。
まず、すっきりさが際立ちます。
少し甘さが増した感じと
温度があがったからなのか、芋の苦みを感じました。
苦みというと、嫌な風に聞こえるかもしれませんが
焼酎の甘みと苦みのバランスはすごく大切なように思います。
今回は、そのバランスがとてもよくて豊な風味になっているなと感じました。

鶏ローストともとても良く合います。
特に胸肉の部分との相性は抜群。
白身魚や、ブルーチーズなんかもいいかもしれないですね。

そして、笑顔デザインのこの小瓶。
今回は、試飲用ということで200mlの小瓶でのお試しでしたが
この小瓶、1日に飲む上限の目安として、今後利用させて頂くことにいたします。
鹿児島弁で、晩酌はだれやめ。(疲れ止め)
明日に、アルコールを残さないことを肝に銘じたことでございました。
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Posted by はるり at 10:25
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