そわそわ。ぞわぞわ。

2021年06月02日

予期不安というのをご存じだろうか
パニック持ちの人が
症状を起こす前に(そのままおさまって症状がでないときもある)
そろそろ体調の異変が起きるな~と感じて
その恐怖心から不安になること。

不安に続く症状は本当に様々で、めまい、動悸、血圧上昇、嘔吐などなどなど
この不安が酷いときは
外出ができない。
これが広場恐怖といわれています。

たまに出かける前に、今日は無理だわって思うときがある。
なんとか自分をいいきかせて出発しないといけないから
必然的に準備、そして出発する時間が早めになる。

最初に予期不安があるのなら
前もってわかるからいいんじゃないって思うかもしれないけど
あっ、そろそろ来そうだなって感じから
実際に発作が起きるってことが何度か続くと
確信に変わるので、不安を覚えるとすぐに症状がでるようになるし
予期不安の状態もずっと続くことになる。

発作は、短くて10分程度、長いときは数日。
酷いときは、身動きとれなくなるので、寝たきり。
僕の場合、ここまでひどい状態はだいたい1~2時間でとけるのだけど
そのあとの心身の消耗が激しい。呪われたプチ金縛りみたいな感じ。

そして、自己嫌悪。。。自己否定。。。これも思考の悪循環も癖になる。

一番楽しいはずの20代、30代半ばまでは
それが何なのもわからなかったので
対処のしようもなくただ不安が、発作が起きないことを祈るのみ
高速に乗れない、人前で食事ができない
突然おきる極端なあがり症

これを性格とか、そんな人だからで片付けられてしまってたので
外出嫌いで、陰険にもなるわけですよ。

そして、細かい自身の心身の状態を知る為に
書いたり、計ったりを、頻繁にするようになる。
このブログを始めた一つの契機にもなったかな

まちの事を考え出した、35過ぎから
だんだんと落ち着いてきて、慣れてもきた
気持ちを外に向けた効果なのかもしれないし
逆にあきらめはじめたからかもしれない。

最近また、ちょこちょこと顔を出すようになったこの不安
でも、あ~。またきたか~。
ちょっと休んどくか~。
ちょっとさぼるか~。
で、なんとか本格発作も抑えられてる。
もちろん、お守り代わりの頓服薬もある。
これも効果大なので
思い当たることがあるのなら
早めに診療内科など、受診した方がいいと思います。

ちなみに、消えてしまったかもしれない僕の15年ほどの年月は
充分すぎるほど
その後の15年ほどで取り戻してますよ。
こんな面倒くさい奴に付き合ってくれてるみんなには
感謝がつきない。ありがとうございます。


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Posted by はるり at 09:26
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