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まちのこと。Vol5-総意-
2020年11月18日
まちのことを強めに書き始めて、少々疲れ気味
偏ったものの考え方や発言をするタイプではないし
どちらかというと周囲に気を配りながら
関係者が自由に物事を進められるよう心がけているので
最近書いたものを読み直してみると、なんか違うなぁ~と思うところ。
でも、3つの通り会の方針が決まるまでは、これまでの活動を振り返って
何かヒントになればいい
せっかくここまで続けてきたことだし。
まちづくりをすすめる重要な要件のひとつにコミュニティの総意というものがある。
これは、行政や議会で仕組みを作ってもらったり
陳情などを行う場合にも言えることだけど
独自の考えや視点ではなく、コミュニティ全体がその方向で進んでいることを示すためにも必要なこと。
平成29年に南洲門前通りの地区景観計画が策定された時のお話
http://www.city.kagoshima.lg.jp/kensetu/toshikeikaku/toshikeikan/machizukuri/kekan/kekan/documents/nanshumonzen-keikankeikaku.pdf
これは、鹿児島市独自の景観計画よりも、ひとつ、ふたつギアを上げた景観計画なのだけれど
この計画を策定するときにも、一番気をつけなければならかったのが
この地域の住民の総意であること。
それを証明することが、とても難しかった
1年間にわたり、6回以上地域内にある福祉館で説明会、勉強会、検討会を行って
その都度案内を800世帯以上にメンバーと一緒にポスティングした
その内容をみて、なぜこのような事をするのかと呼びつけられたりということもあったのだけれど
その都度説明をして、理解していただいたと思う。
逆に、最初の会議でもそうだったけど、なぜもっと早く取り組んでもらえなかったのかという意見を頂いたことが
後の原動力になったし、早く取りまとめて、すでに破壊されている景観環境の維持をすぐにでも始めたいとも思っていた。
まずは、住民、関係者への説明そして周知。
次に理解、意見の取りまとめ。最後に確認をして手続きへと移る。
その中で、南洲門前の通りがもつ「らしさ」を活かすにはどうしたらいいかを模索する作業は
総意をとりまとめる楽しさをも知ることに繋がったと思う。
景観計画=規制ではない。
上町のシンボル的な通りとして、ここを訪れた人たちが
「上町に来たんだな~」と感じることができるような景観を守り、作ること
つまり
かごしま発祥の地・上町の歴史的雰囲気を大事にした風格とまとまりのある景観づくりを進めるための基準。

そして3年以上はかかるだろうと思っていた計画は
最終的にパブリックコメントで、広く意見を求めた上で
半分の1年半ほどでスタートすることができた。
偏ったものの考え方や発言をするタイプではないし
どちらかというと周囲に気を配りながら
関係者が自由に物事を進められるよう心がけているので
最近書いたものを読み直してみると、なんか違うなぁ~と思うところ。
でも、3つの通り会の方針が決まるまでは、これまでの活動を振り返って
何かヒントになればいい
せっかくここまで続けてきたことだし。
まちづくりをすすめる重要な要件のひとつにコミュニティの総意というものがある。
これは、行政や議会で仕組みを作ってもらったり
陳情などを行う場合にも言えることだけど
独自の考えや視点ではなく、コミュニティ全体がその方向で進んでいることを示すためにも必要なこと。
平成29年に南洲門前通りの地区景観計画が策定された時のお話
http://www.city.kagoshima.lg.jp/kensetu/toshikeikaku/toshikeikan/machizukuri/kekan/kekan/documents/nanshumonzen-keikankeikaku.pdf
これは、鹿児島市独自の景観計画よりも、ひとつ、ふたつギアを上げた景観計画なのだけれど
この計画を策定するときにも、一番気をつけなければならかったのが
この地域の住民の総意であること。
それを証明することが、とても難しかった
1年間にわたり、6回以上地域内にある福祉館で説明会、勉強会、検討会を行って
その都度案内を800世帯以上にメンバーと一緒にポスティングした
その内容をみて、なぜこのような事をするのかと呼びつけられたりということもあったのだけれど
その都度説明をして、理解していただいたと思う。
逆に、最初の会議でもそうだったけど、なぜもっと早く取り組んでもらえなかったのかという意見を頂いたことが
後の原動力になったし、早く取りまとめて、すでに破壊されている景観環境の維持をすぐにでも始めたいとも思っていた。
まずは、住民、関係者への説明そして周知。
次に理解、意見の取りまとめ。最後に確認をして手続きへと移る。
その中で、南洲門前の通りがもつ「らしさ」を活かすにはどうしたらいいかを模索する作業は
総意をとりまとめる楽しさをも知ることに繋がったと思う。
景観計画=規制ではない。
上町のシンボル的な通りとして、ここを訪れた人たちが
「上町に来たんだな~」と感じることができるような景観を守り、作ること
つまり
かごしま発祥の地・上町の歴史的雰囲気を大事にした風格とまとまりのある景観づくりを進めるための基準。
そして3年以上はかかるだろうと思っていた計画は
最終的にパブリックコメントで、広く意見を求めた上で
半分の1年半ほどでスタートすることができた。