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Posted by チェスト at

GOOD MORROW

2021年06月24日

1546年ポルトガルから薩摩へ、調査を目的とした船が送られました。
その船の船長を務めていたジョルジェ・アルバレス。
彼がザビエルに報告するために記した「日本報告」の中に、「蒸留酒」の文字がありました。
ザビエルは、日本にキリスト教、西洋の文化を持ち込んだ人物。
そして、日本に初めてワインを持ち込んだ人物としても知られていて、当時の薩摩の大名・島津貴久にワインを献上したという記録も残っています。
そのお酒大好きと思われるザビエルが初上陸した戸柱橋のすぐ近くに位置するのが、1730年に酒屋を開業した「相良酒造」
おなじく島津家に焼酎を献上していたとも伝えられている鹿児島市街地唯一の焼酎造り蔵元です。

今回、相良酒造の新作「GOOD MORROW」のモニター募集に応募させていただきました。
こちらの商品は、11代目相良由美子さんが、女性杜氏としてはじめて焼酎から外装デザインまでを手がけ
かごしまデザインアワード2019を受賞した商品。

まず、飲む前に香りだけ嗅いでみます。
芋焼酎特有の甘くて優しい香りが広がります。
強くて芳醇といった香りではないように感じるので
お湯割りよりもロックもしくは水割りの方が向いているかもしれません。

それでは、さっそく。いただきます。

最初にロックから
香りが優しいので、甘いことを想像していましたが
口に入れた瞬間、ちょっと辛みが際立ちました。
続いて感じる口当たりは、ほどよい甘みと、旨味が不思議な感覚
黄麹なのかなと思わせる程のさわやかな風味も広がります。
他の焼酎と比べると度数が弱く感じるような気がしました。

続いてお湯割り
僕自身は、芋の香りとが一番引き立つので
真夏の夕方でも
服を着替えながらお湯割りを作るほど好きで、普段から飲みなれているスタイル
今度は、夕食の山形屋の鶏パックと一緒に頂きます。
まず、すっきりさが際立ちます。
少し甘さが増した感じと
温度があがったからなのか、芋の苦みを感じました。
苦みというと、嫌な風に聞こえるかもしれませんが
焼酎の甘みと苦みのバランスはすごく大切なように思います。
今回は、そのバランスがとてもよくて豊な風味になっているなと感じました。

鶏ローストともとても良く合います。
特に胸肉の部分との相性は抜群。
白身魚や、ブルーチーズなんかもいいかもしれないですね。

そして、笑顔デザインのこの小瓶。
今回は、試飲用ということで200mlの小瓶でのお試しでしたが
この小瓶、1日に飲む上限の目安として、今後利用させて頂くことにいたします。
鹿児島弁で、晩酌はだれやめ。(疲れ止め)
明日に、アルコールを残さないことを肝に銘じたことでございました。



  


Posted by はるり at 10:25
Comments(0)うまかもん

犬に喰われる。

2021年06月04日

夕方まちづくり団体のZOOM会議。
小一時間ほど

始まる前に「ご飯どうするの?」と訊ねられたので
「終わったあとにする」と返答
で実際に会議が終わったあとに
ご飯を食べようとした時の画像がこちら


奥にしらばっくれて写ってるのが食べた犯人。

どうやって机に上ったんだか
椅子はちゃんとしまってあって
上るルートも下りるルートもない。

まさかジャンプしたのかっ!!

なんだか食べる気もなくなるし
ダイエットもしなきゃなので、そのまま食べずに就寝。

と、今度は1時半頃かな
大雨の警報アラームがけたたましく鳴り響く
しかも、携帯、タブレット、スマートウォッチが時間差で
鳴るときは、一緒に鳴りやがれ~

50間近になって気づいたこと
夜中に一度起きたら、なかなか寝られない。

というわけで、本日は寝不足につき
不機嫌度80%

  

Posted by はるり at 09:06
Comments(0)愛犬 和音(わおん

ありがとう。

2021年06月03日

「ありがとう」は漢字で「有難う」と書きますね。
有ることが難しいこと
つまりは、なかなかないことなんですね。

だから「ありがとう」の反対語は
普段からあること
「あたりまえ」なのでしょう。

新型コロナのせい(おかげ?)で分かったことがたくさんあります。
「あたりまえ」なことは
本当は、「ありがとう」なことも
この2つは本当は対ではなく、同じだったこと

そして、ありがたいことに
コロナは、私自身の本性を露わにもしてくれるようです
これまで、外を向いてばかりいた自分
しっかりと心の内を見直すことが必要な事を教えてくれたような気がします

なにかを欲する前には
あたりまえを、ありがとうと思える感性が必要なのだな。

うつむいてばかりだなと感じる時には
前を向けないときには
思い切って、上を向くといいのだそうだ。
そうすると、涙は流れないのだとか。。。  

Posted by はるり at 10:52
Comments(0)こころ

そわそわ。ぞわぞわ。

2021年06月02日

予期不安というのをご存じだろうか
パニック持ちの人が
症状を起こす前に(そのままおさまって症状がでないときもある)
そろそろ体調の異変が起きるな~と感じて
その恐怖心から不安になること。

不安に続く症状は本当に様々で、めまい、動悸、血圧上昇、嘔吐などなどなど
この不安が酷いときは
外出ができない。
これが広場恐怖といわれています。

たまに出かける前に、今日は無理だわって思うときがある。
なんとか自分をいいきかせて出発しないといけないから
必然的に準備、そして出発する時間が早めになる。

最初に予期不安があるのなら
前もってわかるからいいんじゃないって思うかもしれないけど
あっ、そろそろ来そうだなって感じから
実際に発作が起きるってことが何度か続くと
確信に変わるので、不安を覚えるとすぐに症状がでるようになるし
予期不安の状態もずっと続くことになる。

発作は、短くて10分程度、長いときは数日。
酷いときは、身動きとれなくなるので、寝たきり。
僕の場合、ここまでひどい状態はだいたい1~2時間でとけるのだけど
そのあとの心身の消耗が激しい。呪われたプチ金縛りみたいな感じ。

そして、自己嫌悪。。。自己否定。。。これも思考の悪循環も癖になる。

一番楽しいはずの20代、30代半ばまでは
それが何なのもわからなかったので
対処のしようもなくただ不安が、発作が起きないことを祈るのみ
高速に乗れない、人前で食事ができない
突然おきる極端なあがり症

これを性格とか、そんな人だからで片付けられてしまってたので
外出嫌いで、陰険にもなるわけですよ。

そして、細かい自身の心身の状態を知る為に
書いたり、計ったりを、頻繁にするようになる。
このブログを始めた一つの契機にもなったかな

まちの事を考え出した、35過ぎから
だんだんと落ち着いてきて、慣れてもきた
気持ちを外に向けた効果なのかもしれないし
逆にあきらめはじめたからかもしれない。

最近また、ちょこちょこと顔を出すようになったこの不安
でも、あ~。またきたか~。
ちょっと休んどくか~。
ちょっとさぼるか~。
で、なんとか本格発作も抑えられてる。
もちろん、お守り代わりの頓服薬もある。
これも効果大なので
思い当たることがあるのなら
早めに診療内科など、受診した方がいいと思います。

ちなみに、消えてしまったかもしれない僕の15年ほどの年月は
充分すぎるほど
その後の15年ほどで取り戻してますよ。
こんな面倒くさい奴に付き合ってくれてるみんなには
感謝がつきない。ありがとうございます。  

Posted by はるり at 09:26
Comments(0)健康

しっかり。

2021年06月01日

癖といものは、なかなか治らないものですね。
仕事でミスを繰り返し
他人を傷つけては
なんとか理由探して自己弁護。

そんなことを繰り返していると
自分という存在が、とてつもなく薄く薄く感じてしまいます。
どこにも、自分がいないのです。

自分の存在をしらしめる為に
前向きな言葉や、夢や、希望を、吐き続けるのだよ。
とても疲れそうだけど。。。

でも、世の中、みんなやっている。続けている。頑張っている。
やんなきゃならない事があることは
とても幸せなことだ。しっかりとしないとだ。

迷惑をかけた人たちの為にも
しっかりとしないとだ。


2017年01月14日タイトル「くせ」
どうも自分の言い方は
まわりくどくて 理解しにくいようなのだ。
一生懸命に、説明しているつもりなのだけど
話している時に つぎの言葉が思い浮かぶと
そのまま話してしまうことも 原因のひとつなのだろう。

言葉には言霊があるってのは
よく言われることなのだけど
だからこそ なんでも思いつくまますぐに話してしまうことは
やめておいたほうがいいのかもしれないな。

沈黙は 相手を不安にさせるのかもしれないけど
誤解を生んでしまう言葉を発してしまうよりは
いいのかもしれないな

一番まずいのは 迷いや不安を持っていること。

そしてそれが相手に伝わってしまうことは
避けたいものだな

騙したり、誤魔化したりすることも 避けたいものだな。

大切なことだからこそ
すべてを話す必要がないことを
きちんと分かっておかないといけないな。

相手のこと 相手の感覚をすべてわかる事なんてできないのだし
どんなに理解しているつもりでも 知らないことの方が多いのだから

この際 なんでも知ろう
なんでも知ってるって思いがちな自分の悪い癖を
きっちりと治しておこう。   

Posted by はるり at 11:21
Comments(0)こころ

言葉にできない。

2021年02月25日

泣けるほど、考えてることを言葉にできなくてもどかしい。

とある意見交換会でのこと。
ここで数年前の計画された案を、見直すことについての意見が出たのだけど。
全く同意見。

それは、昨年期の経験から感じたことからの同意で
それを言葉にしたかったのだけど
口に出た言葉は、ただの個人的な体験談。
カフェを休止して、その分を雑貨に注力し
そして、百貨店に進出したお話をしたとこまでで話が止まってしまった。

ここでいいたかったことは
このタイミングでできることは
コロナ禍で家や会社の中に籠もったお客様に対して
どうすれば商品やサービスを届けられるかということ
リアルに届けることができないのであれば
その他の流通の手段を使って提供するしかない。

さらに、もし籠もったお客さまが
その場から離れて
商品やサービスを受けてくださるのであれば
それは、そのもの以上の付加価値をつける必要があること
危険を冒してまで、得る何かが必要になること
これがいいたいことの本質でした。

実際にそれを実行するには
既存のオンラインショッピングや流通手段を使用するのが
てっとりばやいのだけど、新たな方法がないわけではない。
とりあえずそのやり方はおいといて
中心市街地(あっ書いちゃったw)のこれからの計画には
ただ来て、見て、食べて、だけでは難しい気がする。
値引きやクーポンの一時的な割引をしても、それが終わった時の反動も恐ろしい。
となると、やはり体験してもらって
その主体になってもらう必要が出てくる。

知的なもの、体力的なもの、そして財を得るためのもの
それらがポスト・ウィズコロナなんじゃないのかなと
タカプラ前には、アミュ並みの使い勝手の良さそうな広場ができる。
その上には図書館も。

考えるとワクワクがとまりそうもないこの時に
+αのまちづくり計画を考えてみると

なかなか寝付けそうにない。。。  

Posted by はるり at 10:29
Comments(0)まちおこし。

カレーの秘密。

2020年12月16日

いまや、日本国民の間で最も人気がある健康飲料
カレーのお話。

実は、カレーが生まれた明治期は
脚気が流行し、日本、特に軍の間で問題となっていました。

いまでは、ビタミン不足によるものというのは
一般でも広く理解されているのだけど
当時は、その原因究明が難しく、さまざまな議論が行われたそうな
栄養の偏りによるものと推測した高木兼寛・薩摩藩(宮崎の高岡出身)に対し
伝染性のものと推測した小説「舞姫」で有名な森鴎外(実は軍医でもあった)

高木の強烈な推しにより
海軍は、白米中心の食生活から麦飯に変更し撲滅。
一方、森の伝染性説を疑わなかった陸軍は、その後も脚気が収まることがなく
日清戦争では、戦死者約1000人を上回る規模の2万人が命を落としたのだそうな。

どの情報を信じ
その対策をとるのかというのは、とても重要なこと。
偏るのではなく、どちらの情報もまずは受け容れて
臨機応変に
かつ、納得できるデータに基づいて判断し、行動するというのは
コロナ禍においても同じなのかもしれませんね。

そして、その後
麦飯の食感に納得いかなかったのかどうか
ビーフシチューにカレーの風味を加えて
さらに小麦粉を加えてとろみを出したいわゆるカレーが誕生したそうな。

ビタミンの父と称される高木兼寛の考え方は
後にエイクマンガへと引き継がれ、1929年にノーベル生理医学賞受賞しました。

高木兼寛がウィリアムウィルスを師として西洋医学を学んだ赤倉病院。
上町の小川町にあったというお話。

というわけで
フレンド&バードさんのカレーがとってもおいしくて
カレースパは、とっても理にかなってるというお話でした。


  


Posted by はるり at 10:53
Comments(0)うまかもん

おつきさまの合図。

2020年12月04日



昨晩、もしかしたら
今年唯一になるかもしれない忘年会。望年会。

呑みにいくというのも
6人という人数を口にするのも
後ろめたさを感じてしまうほどに
変わってしまった世の中。

会話は、相変わらず楽しくて
たわいのない話から、まじめな話
仕事のためになる話まで
順番をまっていられないほど
話すことがたくさんあった。

店主さんも一緒になって
いまの繁華街、天文館の話もした。
やっていられないけど、やるしかない。
親父くらいの先輩を全員で見送るとき
一人がまん丸のお月様に気がついた

下を向いていれば気付かない
顔をあげてよくみてみると
青信号にそっくりだった

先にすすめということなんだろね。

きばいもんそ。。。  


Posted by はるり at 09:03
Comments(0)うまかもん

そこに愛はあるんか。

2020年12月03日

京都佰食屋さん中村朱美さんのセミナーが
鹿児島県中小企業団体中央会青年部の主催で行われました。

今回は、ZOOMで参加。

感想はというと
最近飽きないセミナーを、立て続けに受けていましたが
引き込まれる程のレベルというのは
なかなか出会うことはございません。
主催者の企画力、人選天晴れでございました。

経営者にとって売上は
命の次に大切なもの
売上がなければ、事業の営みができません。
まず、売上予測ありきで、仕入予算、配分が決まります。
これは、まちおこしも同じことで
どんなイベントをするのかは、かかる費用から売上(収入)を予測して
実施可能であることを確認してから、取りかかります。

でも、中村さん
売上を追求せずに、達成可能な目標をたてて
その為に必要な人員、材料、サービスを準備しておく
さらに、スタッフが与えられた環境の中で
自分でものごとを決定する環境を整備することで成長し
サービスや提供する食事の質を高め
人から評価されるシステム(つまりクチコミ高評価)を得るというもの

従来の経営システムからすると
一見相反するように感じるけれど
よく聞いてみると
余力を残す事でのスリム化、効率化

売上を追い掛けるのではなく
あえて、抑えながら
利益を確保するスタイル(利益の追求するものではない)

コロナの対応においても
先見と予測、それに基づいた早めの行動と判断が
会社の経営には、とても重要なことを気づかせてくださいました。
https://www.100shokuya.com/

今回の具体的な内容は書けないので
中村さんが紹介されているリンクは↓
https://ix-careercompass.jp/article/894/

そして、最後に
経営者にとって大切な理念
これが面白かったし、楽しかった。

「そこに愛はあるんか!」



自身の行動規範にされているそうな。
なるほど、愛を感じるセミナーでございました。  


Posted by はるり at 10:09
Comments(0)仕事

2020イルミネーション。

2020年12月02日

2020年のみなと大通りイルミネーションが昨晩から点灯しています。


ちょっとだけ秘密を明かすと
初日の一番最初の点灯は、手動です。
四人が離れた場所で、手分けして
せーので点灯いたします。
それでこの精度、スタッフのチームワークの賜物ですな。
https://www.facebook.com/chibichibikitchen/videos/367370864565350

点灯期間中は、定期的に夜な夜な点検にまわるのですが
1時間毎の消灯、再点灯の確認もするので、なかなか時間がかかって大変。

雨や、灰、風が吹くと、気が気ではなくなるそうで
期間中担当は、おちおちお酒ものんでいられない。

こちらの、ブログ内検索で「イルミーネーション」を検索をすると過去記事が出てきます。

そして、周辺には、素晴らしいお店もありますので
お楽しみがてら、お楽しみください。※なんか日本語へんだな・・・


どこのお店かは、秘密です。  


Posted by はるり at 17:17
Comments(0)仕事

忘れたい忘年会。

2020年12月01日

はんな。12月じゃっど。
いけんす~かいなぁ~~~。

なんと今年の忘年会予定は2。
自社を除くと1。。。。
忘れさせてもらいたい1年なんだがな

忘年会といえば、むかしむかしの大学時代のお話。
サークルは経済研究同好会。
同学年は、唯一の部員だったでの
先輩方にはめちゃくちゃ可愛がってもらいました。
本当に、本当に、可愛がってもらいました。



大学の文化系サークルの統括機関である
学術文化会(通称学文)の忘年会が
谷山のなべしまであった時の話。
兄貴の車(92レビン)を借りて
学校まで行き、そこから先輩が会場まで送ってくれました。
その日は先輩の家に泊まらせていただく手はず
会が終わってから、迎えに来てもらいました。
学文の先輩方からも丁重にw可愛がってもらって
しこたま呑んで、食べての大宴会。

当時、食が細かった自分も、調子にのって
食べ放題の焼き肉に大満足。。。を超えてしまったわけで
先輩がわざわざお迎えまで来てくれるというのにベロンベロン。。。
なんとか助手席にのりこむも
前に走っているのか、後に走ってるのかもわからないほど。
谷山から坂之上は、そんなに距離もないのですが
その道中も、そーとー長く感じました。
で、案の定気持ち悪くなって
先輩に「駐めてください。。。」ていおうと
先輩の方に身体を向けた瞬間

。。。リバース。。。。

「おまえなぁー。」と叫ぶ焼き肉と焼酎のゲロまみれになった先輩
(でも、許してくれたよ

と、まぁここまではよくある話なのですが

翌朝、ひととおり先輩が掃除してくれた車(どこまでもお人好し)を
もう一度念入りに掃除して
それはそれは丁寧に丁寧に掃除しました。

でも家に戻るとき、なんか臭かったんですよ。

返却時に、もう一度中を入念に
綺麗に掃除されていることを確認。
しばらくすると、匂いも消えるだろうなと
たかをくくっておりました。

で、兄貴が数日経って
「おまえ、車になんかこぼした?」と訊ねてくる
エリカ様調に「別に・・・。」と誤魔化しましたが

ちょっと来てと、車に連れていかれ
指さし確認された天井部分に
しっかりと大量のゲロがこびりついていましたとさ
めでたしめでたし。。。。

※食事中の方はごめんなさい。。。  

Posted by はるり at 10:22
Comments(0)雑感

まちのこと。Vol8-まちの形-

2020年11月30日

三つの通り会の事業統合。
そもそも現在、街路灯の維持以外の事業を行っていない通り会。
数がどうこうなっても仕方ないのかもしれませんが
足りていないインフラ、特にマンパワーの不足をなんとかしなければ
次のステップに進めないと感じたからこそ取り組んでいます。

具体的にイメージしているのは
①三つの通り会を一つの通り会に統合。

②既存の別のコミュニティにお願いして、プラットフォーム役をお願いし、運営、事業を委託。

③新しいコミュニティを作り、運営、事業を委託。

分かりやすいのは、①なのだけど
せっかくいままで築きあげた通り会のイメージや組織を
そのまま受け継ぐことができないこともありうるし
単純にスリム化してしまうことで、反対に組織が衰弱してしまう恐れもある。

自虐的な表現をするのなら
特に外的要因によって弱体化した組織同士が連携しても
強い組織にはなれない気がするということ

もうかなり古い言い方になるけど
まちづくりに風を吹かせるには
よそもの、わかもの、ばかものが必要
これは、まさしくその通り
弱い組織になってしまったからこそ、この3つの新たな力に頼らざるを得ない。
ただし、よその、わかい、ばかと
三拍子そろった方は、手に負えない。
せめて2要素まで
理想は、その1つの要素を含んではいるものの、残りの2つの要素にはあてはまらない方
なのだ。。。  

Posted by はるり at 14:59
Comments(0)まちおこし。

あがり症。

2020年11月24日

10代の頃から「お子さんは?」と聞かれ
親父ギャグを連発するような性格
年齢以下に見られることは、まずありませんでした。

他人からみると落ち着いて見える
そういえば聞こえがいいのだが、老けてみられるのは結構つらい。。。

あまり信じてもらえないのだけれども
実は、極度の人見知り&あがり症
まぁ、パニック持ちなので仕方がないのだろうけど

11月は、そんな自分が3度も人前で挨拶することとなり
当然、数日前から体調を整えて
寝る前に入念に文言を考え、イメージトレーニングを行い
本番に臨んだ訳なのです。

初回、2回目は、自分にしてはなかなかの出来だったのですが。。。

3回目の昨日
なんとなく落ち着かない感じだったので
内容を間違えないように、原稿を書いて読むことに

2回目ほど人数が多くなかったので
大丈夫だろうとたかをくくったのが大間違い
マスクをしたまま壇上にあがり
話をはじめてしばらくすると、メガネが曇って原稿が見えなくなり
冷や汗がではじめて、手が震える
なんとか息を抑えて、メガネがくもらないようにするのだけど
今度は、息が苦しくなって原稿が読みすすめられない

さらに悪いことは続くもので
それなら急いで原稿を読み終わろうと、早口でしゃべろうとすると
読み間違える。

とまぁ、ボロボロの挨拶となってしまいました。
この手の失敗ってあとを引くものなのです。

すいませんでした。
せっかくの5周年に、すっかり水をさしてしまいました。

いったんスイッチが入ってしまうと
なかなか抜け出せないあがり症スパイラル。
ほんの数秒で腹筋が痛くなり、顔が青ざめて
仏様に導かれるような幻想的な風景が目前に拡がります。

これは、なんとか、しなきゃだな~。

おまけに、くす玉割ろうとしたら
紐だけ落っこちてきました。。。。

悪いのは、全部僕なのです。。。

イベントは、今回も素晴らしものでした。
ウォーキングイベントも、舞台も楽しくて、素敵な午後のひとときを過ごせました。

このまま、寺山の炭焼窯が無事復活して
さらに、魅力のあるものになることを確信できるイベントになったと思います。

鹿児島市近代化産業遺産パートナーシップ会議の
5周年イベントは、いよいよ来週まで

イベント①
パネル展「寺山炭窯跡 復活への道」
11月7日(土)~11月29日(日)
料金:異人館入館料でご参加いただけます。
場所:異人館

寺山炭窯跡現場見学会
11月29日(日)
時間:①10:00~11:00
   ②13:00~14:00
料金:無料
場所:てらやまふれあい公園集合
定員:各回20名(先着・要事前申込)
080-3366-7952(イベント事務局)

  


Posted by はるり at 09:55
Comments(0)まちおこし。

まちのこと。Vol7-判断-

2020年11月20日

鹿児島市内でもまたもクラスターが発生して
関係者や近隣の地域に衝撃が走っています。
現在の世界的そして、国内の状況を見る限り
何処で発生してもおかしくないし、罹患した方を責める状況にないことも
すでにお分かりの事かと。

自己防衛が、最後の砦。
日常的な衛生習慣を身につけること、なるべく多くの接触の場を避けること
これに尽きるのかもしれません。

それでも、仕事や日常生活において
実施や参加の判断に悩むケースがあると思います。
そんな時は、主催者や責任者に相談して他人の意見を聞くというのも
一つの手段なのかもしれません。
いろんなケースがあると思うので
独りで思い込んでいろいろ考えこむよりも
一緒になって考えるのがよさそうです。

まちおこしの活動やイベントに関しても同じこと。
開催する側としては、参加希望者がいる限り
開催したいと思うのは当たり前。
でも、最悪のケースを常に想定し、危険な状況を回避するのも当たり前。
2つの相反する当たり前にどう対処するのかを考える事が
新しい時代のまちおこしのあり方なのかもしれません。

鹿児島市の11月末までの事業に関しては
下記に指針が出ていますのでリンクを貼っておきます。
http://www.city.kagoshima.lg.jp/soumu/shichoshitu/kouhou/covid-19/shisetsu.html

さて、まだイベントに慣れていなかった頃のお話
2008年に、鹿児島駅周辺まちづくりワークショップで発案された
「さるっきんぐ」という、まちあるきイベントを開催しました。
※さるく(あるく)、ルック(みる)。。。
話し合いでは、キング(王)、Ing(現在進行形)の意味も含まれてたと思うのだけど
まちあるき王に僕はなる。みたいな感じで。。。
その時の記録では、さるくとルックだけみたい。

この時の開催リスクは、天候ぐらいのものでしたが
それでも、雨が降らないかが気になって仕方がなかった僕は
会議の席で「雨天の場合、どうするんですか?」と訊ねたところ

会話が止まり、凍りく会議。。。

そこで、実行委員長だった内村会長が一喝
「晴れるに決まってるだろ。余計な事は考えるな。」
で、会議は続行。
一瞬、えっ?って思ったのだけど
結局、雨天の想定はされないまま当日を迎えます。

結果はというと、見事に晴れました。
驚いたのは、それ以降の委員長が開催するイベントの晴天率は、ほぼ100%。
究極の晴れ男の異名を手にすることとなりました。

こんな風に書くと、無謀なようにも聞こえるかもしれませんが
人知れず、晴れるようにお詣りにいっていたとか
実は、雨天時のテントや道具を用意していたとかいう事実を聞かされて
なるほど、委員長たるもの、絶対なる気合いと準備が必要なのだと
思い知らされたところでした。

さて、11月に入って徐々に戻りつつあった活動も
ここにきて、またも変化が求められるようになった感じ
今週末もいくつかのイベントが予定されているので
状況を確認し、いろんな人の意見を聞きながら
準備と判断をできればとおもうところ。

そんな場面になった今だからこそ思い出す。
判断に関する思い出のお話でした。


  


Posted by はるり at 08:31
Comments(0)まちおこし。

まちのこと。Vol6-ガイドラインー

2020年11月19日

鹿児島市の総合計画は、現在第5次の計画が進行中。
令和4年度からは、新たな総合計画がスタートするため、現在その策定作業が進行中のようです。
今月末は鹿児島市市長選挙もあります。新しいリーダーと新しい総合計画。
「人・まち・みどり みんなで創る”豊かさ”実感都市」からの次のステップに進化すると思うとワクワクしますね。

実は上町にも、ワークショップから生まれたまちづくりの計画の指針となるガイドラインが存在します。
http://www.city.kagoshima.lg.jp/kensetu/toshikeikaku/shimatiduku/machizukuri/machizukuri/ekishuhen/shuhen.html
鹿児島駅周辺のまちづくりや、ガイドラインが生まれた経緯を分かりやすくまとめた年表もございますので
まずはご一読ください。
http://www.city.kagoshima.lg.jp/kensetu/toshikeikaku/shimatiduku/machizukuri/machizukuri/ekishuhen/jigyo.html
平成19年から開始されたワークショップ。
自分も、はじめて参加した行政と民間との協働での取り組みです。参加人数は、60名くらいだったと記憶しています。
メンバーは町内会の重鎮や通り会の役員、協議会の事務局、一般市民、個人事業主、担当部署以外の公務員など多彩な顔ぶれでした。
自分は、この時35歳、最年少に近かったと思います。
一番最初の会議で、かごしま探検の会さんから【世間遺産】と【人間僕宝】のレクチャーを受けて
三枚おろしができあがるくらいに、目から鱗が落ちまくり
以来この考え方が、自分のまちづくりのスタイルの基本になってるような気がします。

さて、ガイドラインの方はというと。
これまでの取り組みをみて分かるように
周辺まちづくりのスタートは、平成15年国鉄清算事業部(現在のJR)さんから浜町の土地を取得したところから始まっています。
国鉄の民営化とどのような関係があるのかはおいといて、その先には線路の高架化(立体交差)事業が見据えられていたと思います。
3年後には、基本設計がなされ、上町再生のフラッグシップとなる予定でした。

が、平成19年、鹿児島県の財政悪化に伴い、見直し、その後凍結となります。
※中止ではありません。
そして残されたのは、清算事業部からさんから購入した広大な土地。。。どうしよう。。。
そこで、行政だけではなく広く市民の声を聞いて、一緒に考えましょうとワークショップにいう流れになったものと推測されます。
折しも、全国的に官民のワークショップは大ブームで、全国あちこちで再開発のワークショップが開催されていました。

自分達のワークショップは、福岡の開発会社が鹿児島市から業務委託をうけて、音頭をとっていただいたのですが
これまた、素晴らしい見事な運営ぶりで、業務以外のボランティアにも積極的に参加していただいて
三枚おろしが、見事な薄造りのお刺身になるぐらい。
この時学ばせてもらった、ブレインストーミングや会議の運営方法などが、基本全員が発言するという
今の自分の会議の進め方の基本になっている気がします。

そして、官民協働と書きましたが、行政の担当者の熱量もすごかった。
この時はじめての協働だったので、行政の担当になったら
こんなに身を削って地域に貢献しなくちゃならないのかと
感心すると同時に、絶対公務員にはならないし、なれないと感じてました。
ここでの仕事ぶりは万事に通じるのか、10年以上たった今も、担当者のみなさんは、さまざま部署で一線で活躍されています。

といいことばかり書いていますが
不思議に感じたこともありました。
それは、ワークショップの中で
また、その後のガイドライン策定の中で
予算(お金)の話が一切無かったこと。
これを先に検討してしまうと、幅広い意見交換ができないからなのかは分かりませんが
後に知ることとなった全体の予算額は、自分が想定していた予算の額の10倍近くありました。
そして、いつの間にか自由広場の計画に、屋根がついていたのは、びっくり仰天でした。。。

ガイドラインは、上町地区で想定できる
さまざまなまちづくりの手法や、資産、ポイントが記されていますが
あくまでも、これは目次程度のものであり
実際に実施、運用するにはその先にある予算や、人財、インフラなどを
しっかりと考える必要があります。
そして何より大切なのが、総合計画と同じように
どこまで進められたのかという検証と、次の優先課題を考えることだと思います。

今年度をめどに、鹿児島駅は周辺整備も含めて
一段落することになると思います。
だからこそ、見直す作業も必要だと思うのです。

  


Posted by はるり at 08:24
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まちのこと。Vol5-総意-

2020年11月18日

まちのことを強めに書き始めて、少々疲れ気味
偏ったものの考え方や発言をするタイプではないし
どちらかというと周囲に気を配りながら
関係者が自由に物事を進められるよう心がけているので
最近書いたものを読み直してみると、なんか違うなぁ~と思うところ。
でも、3つの通り会の方針が決まるまでは、これまでの活動を振り返って
何かヒントになればいい
せっかくここまで続けてきたことだし。

まちづくりをすすめる重要な要件のひとつにコミュニティの総意というものがある。
これは、行政や議会で仕組みを作ってもらったり
陳情などを行う場合にも言えることだけど
独自の考えや視点ではなく、コミュニティ全体がその方向で進んでいることを示すためにも必要なこと。
平成29年に南洲門前通りの地区景観計画が策定された時のお話
http://www.city.kagoshima.lg.jp/kensetu/toshikeikaku/toshikeikan/machizukuri/kekan/kekan/documents/nanshumonzen-keikankeikaku.pdf
これは、鹿児島市独自の景観計画よりも、ひとつ、ふたつギアを上げた景観計画なのだけれど
この計画を策定するときにも、一番気をつけなければならかったのが
この地域の住民の総意であること。
それを証明することが、とても難しかった

1年間にわたり、6回以上地域内にある福祉館で説明会、勉強会、検討会を行って
その都度案内を800世帯以上にメンバーと一緒にポスティングした
その内容をみて、なぜこのような事をするのかと呼びつけられたりということもあったのだけれど
その都度説明をして、理解していただいたと思う。
逆に、最初の会議でもそうだったけど、なぜもっと早く取り組んでもらえなかったのかという意見を頂いたことが
後の原動力になったし、早く取りまとめて、すでに破壊されている景観環境の維持をすぐにでも始めたいとも思っていた。
まずは、住民、関係者への説明そして周知。
次に理解、意見の取りまとめ。最後に確認をして手続きへと移る。
その中で、南洲門前の通りがもつ「らしさ」を活かすにはどうしたらいいかを模索する作業は
総意をとりまとめる楽しさをも知ることに繋がったと思う。

景観計画=規制ではない。

上町のシンボル的な通りとして、ここを訪れた人たちが
「上町に来たんだな~」と感じることができるような景観を守り、作ること
つまり
かごしま発祥の地・上町の歴史的雰囲気を大事にした風格とまとまりのある景観づくりを進めるための基準。


そして3年以上はかかるだろうと思っていた計画は
最終的にパブリックコメントで、広く意見を求めた上で
半分の1年半ほどでスタートすることができた。  


Posted by はるり at 08:26
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まちのこと。Vol4-担い手-

2020年11月17日

高齢化、人口減少とはいっても
店舗の減少のスピードとは比較にならない
早く、確実に、目に見える形で減っている。

そして、特に小売店舗は黒船(コンビニ)の進出で破壊的なスピードで進んでいる。
3年ほど前に消滅したお隣だった通り会は
コンビニに進出によって、酒屋×2、薬屋、パン屋、商店がなくなり
あっけない最後を遂げてしまった。
店舗が少なくなると、当然通り会、商店街の担い手もいなくなるのだ。
実は、常に営業している店舗は、町内会の連絡役も担っている場合が多いので
その役割を果たせなくなることは、その衰退にも繋がる。

最近、高校生が町内会長となったと新聞の記事があった。
その記事を読んでみると、その手があったか~なんて思ってしまった。
父親がまちづくりに携わる職についていることもあると思うのだけれど
自由になる時間を、まちづくりに使ってみたいという本人の思いと
担い手不足の町内会とが、うまくマッチしたのだと思う。

上町維新まちづくりプロジェクトがはじまって14年になるけど
実は、このプロジェクトも町内会からはじまっている。
町内会長にお願いして、その中にまちづくり事業部という部会をつくっていただいた。
役割は、町内外との調整、連絡役、そしてそこで得た知識や情報を実行する部会のようなもので
メンバーは町内に限定せずに、活動に関わっていただける方は
どんな方でもメンバーにさせていただいた。

いまのNPOやまちづくりの活動されている方をみていると
まず新設、設立ありきってのが多くて
既存のコミュニティーやまちづくり団体、通り会との関係はどうなんだろう。。
って思うことが多い。
目的や目標を絞り込むためなのかもしれないのだけれど
実は、町内会や通り会で、既に取り組んでいる事業が多いのだから
あれ?って思うのだ
当然、町内会の中に組織をつくると、他の部会や理事会にも参加しなければならなくなる。
敬老会、サロン、回覧板、清掃、ゴミステーション問題、防犯灯などなど
でも、それはメンバーで分担すればよい。
メンバーには理事もいるのだから、普段やってることをやってもらって
その情報を、まちづくり事業部にもらえるという仕組みにした。
事業部は、新たなアイデアと充実を図るための調整をして
(言い方に語弊があるかもしれないけれど)
町内会活動の質を高く、幅を広くできたのではないかと思っている。
枕崎から商店を呼んで1dayサロンをしたり
新たな広報誌をつくったり、ご当地本を作ったり、ご当地検定をしたり
毎月まちあるきをしたりという事からはじめて
事業部が出来てから2年、形が整ったところでプロジェクトへと移行した。
この間は、鹿児島市から共生協働観点から町内会としては、はじめての助成を頂いている。
嬉しかったのは、今でもメンバーが町内会の担い手になっていただいていること。
そして、それぞれの得意分野で各方面でも活躍できていることだ。

既存のコミュティー等内部に組織をつくると
新たに団体を作るよりも、早く認識されるし、手続きもスムーズだし、助成なども新たにつくるよりもはるかに受けやすい。
既存の理解を得られるのか、信頼してもらえるのかという事を聞かれたこともあるけれど
そもそも、それが難しいようでは、活動する必要はないのではないかと思う。


  


Posted by はるり at 08:37
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まちのこと。Vol3-お金のこと-

2020年11月16日

3つの通り会の最も会員数が多かった時期との会員数会費比較(数字の丸めあり)

通り会  会員数  月会費  会費規模  
 A   100→35  @2000  2,400,000→840,000-
 B   55→25  @2000  1,320,000→600,000-
 C   55→25  @750  495,000→225,000-

会員数、会費はピーク時の半分以下になっている通り会もある。

支出の中で最も多いのが街路灯の電気代
Bを例に取ると1本当たりの電気代が1700円、会費が2000円だから足りているようにみえるのだけど
街路灯の数(35本)が会員数(25本)を上回っていて
その分の電気代も、現在の加入会員がみている。

つまり600,000の会費で、714,000の電気代を払っているということ
ここで助けてくれるのが助成金
鹿児島市の明るい商店街事業から250,000ほどの補助があるので電気代はなんとか足りているのだけど
電球交換や、故障の修理は、これに含まれないでの街路灯だけでも、当然赤字となる。

もちろん、その他の事業は手出しとなってしまう。
現在、総会時にも総会参加費をとって会場費、懇親会費に充てているだけど
これが原因で、総会にさえも参加しない会員が増えてしまった。

では、どうやってその他の事業(サロン、市、体験会など)をやっているのか
手出しさえもできないとなると助成金、補助金に頼ることになる
アイデアさえだせば、行政、金融機関、各種公益財団などに助成金を活用できる。
これには、ノウハウ、時には人脈も必要となる。
足繁く通って、自分達の事業がその対象となっていて、かつ魅力があるものだと説得する必要もある。
限られたマンパワーで、これらの事業を進めるのは、結構な労力がかかってしまう。
これも、積極的に参加しなくなっていることの要因だろう。つまり、めんどくさいのだ。

そして、さらに問題なのが、ほとんどの場合これらの資金は、回数制限や、単年度の補助制度となっていて
継続的な事業とはなりえない。
それでも、なんとか通りを維持したいと考える会員からすると
何もやらないよりかは。。。なのである。

ピーク時には、通り会の視察や研修会、総会などにも助成が行われた時期があったようで
婦人部、青年部などの下部組織も充実し
それらで、県外などに研修旅行にいけた時期もあったようだが
これらがなくなってしまったことも、通り会への参加メリットを感じなくなっている一因である。

またこの一覧で注目すべきはCの存在、この会費でも充分にやっていけてるそうなのだ
これは、これまで積み立ててきた資金を、街路灯のスリム化(LED化、本数の減)をすることにより
会費を月750円にできた。
しかし、その他の事業を、すべてあきらめるという選択をしたのだ。
労力をかけなければ、予算は必要ない。そういう考え方もあるのだなと唸ってしまった。。。



  


Posted by はるり at 09:20
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まちのこと。Vol2-出店状況-

2020年11月12日

世の中は少なからず関連して動くもので
市場は当然として、実はすぐそばの通りの店舗の動きも
世の流行、廃り、をよく表すバロメーターなのです。

イオンやセブンなどの大型店舗、24Hストアを黒船と称するけれど
まさしくその通りで、一度その便利を体験すると
あっさり生活様式をも変えてしまいます。
和服を着て、腰に刀を差していた日本人が
洋服を着て、鞄を持ち歩くようになったように
今のニーズにあうもの、快適なもの、お洒落なもの、便利なものは、それらですぐ手に入るのですからね。
増えてくるのはあたりまえ。

さて、上町エリアの店舗のパターンは大きく分けて3通り

・新規出店パターン
天文館エリアに出店したいが、予算・人員に不安があり
とりあえず周辺エリアに出店し、軌道に乗ったら天文館エリアに出店するパターン。
この出店数が少なくなると将来的に中心地への出店が少なくなるので
天文館エリアの皆さんは注視すべき出店パターン。
まさに、このパターンが近年激減してます。

・引継ぎパターン
先代からの事業を引継ぎ経営を行うパターン。新たな事業を付加する場合もある。

・移転パターン
このパターンはのれん分けや新規店舗を広くして駐車場がある周辺地域につくったり、移転したりするパターン。

他にも、歴史的な魅力を感じたり
上町エリアの景観が好きで出店したという声も聞いたことがあるのだけど
本人のモチベーションはあがるものの、集客とはあまり関係がなくて
結局、最後は他のエリアに移転してしまったなんて事もありました。
あと、最近ちらほら目に付きだしたのが、1dayで借りて不定期営業していた店舗が
本格的に出店したっていうパターン。
加えて他の地域の事例では、サロンや市に参加してくれていた店舗が出店したって事もあるので
やはりこれらのイベントも積極的に取り入れないとなと思うところ。

賃貸価格については上町エリアで坪あたり0.5万から0.8万くらい
天文館エリアで坪あたり1.2から2万くらい
当然、駐車場や設備の有無によって差があるのだけど
似たような広さで比較すると、だいたいこんな感じなるのでは(あくまでも個人的な体感価格

空き店舗が増えてきた現在と20年くらい前とで、賃貸価格はほとんど変化は無いように感じます。
これって、どうなんだろって思う。賃貸価格が安易に下がるのは、よくないことなのだけど
空き店舗をそのままにしておくってのは、自分の通りに魅力が無いことを晒すようなもの
さらに、そうなってくると期間限定でやってくる怪しい商売が横行して(俗にいうハイハイ学校)
メインとなるような大きな店舗が
通り会とは無関係の業者の出入りということになってしまうのです。

問題なのは、上町エリアでは、空き店舗に関しての誘致を不動産会社任せにしている事。
理想としては、通りの全体の機能を考えた時に
通りが欲しい店舗を誘致するのが理想なので
それも、通り会という組織があることの役割や意義のように思います。

となると鍵を握りそうなのが不動産会社との連携
通り会に情報を流してもらって、自分の店舗が有利に働き、出店する店舗にもメリットがでそうな
そして、通り全体がプラスになるような店舗を、会員みんなで声かけし
誘致をするっていう仕組みが必要なのかもしれません。


写真はセブン-ができる前にあった石垣。
このすべての石が処分されるとのことで、建築業者とセブン-さんに依頼して
自社の資材置き場で保管することになりました。
いまでは、セブンさんの常連。考えてみると御世話になりっぱなしですな。
  


Posted by はるり at 09:01
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まちのこと。Vol1-歴史的背景-

2020年11月11日



上町のウォールストリート。

鹿児島銀行、南日本銀行、鹿児島信用金庫、鹿児島興業信用組合が並んでいる地区の写真。
写真の先にあるタイヨー大竜店は、タイヨー2番目の店舗。
天文館の次にこの地区に大規模店舗を設けたことから
いかに上町が市場としての魅力にあふれ、活気があったのかを示しているようにも思う。

そして、この道路には鹿児島の路面電車「市電」上町線が1985年(昭和60年)まで走っていた。
竪馬場の市電乗り場は、現在のようにコンクリートで防護用のタンクがあるようなものではなくて
ただ地面のアスファルトがオレンジ色のラインで囲まれただけのもので
その枠の中に入って電車を待っていたように記憶している。
(今おもうと、命がけで市電にのってたみたいな感じw)

この市電が住宅地である上町と官公庁(国の省庁の出先機関、県庁、市役所、都銀)を繋いでいたので
上町には、公務員、金融職員の宿舎や住宅が多かった。

この後昭和50年代にはいると、郊外の公営集合住宅、そして、団地の一戸建てブームとなり
交通渋滞が常態化し、ついに60年に市電は廃止された。
住宅の分散化に加えて、鹿児島駅の旅客機能を西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)に移転したこと
さらに、県庁移転によって、上町地区の商店は大きなダメージを受けることになった。

信じられないことに、当時かなりの賑わいをみせていた鹿児島駅周辺の通り会、商店街は
この動きに抗うことは、あまりなかったと聞いている

しかし、上町のウォールストリートの中心たてばば交差点は、いまでも交通の要所であることに変わりはなく
そこから、坂元方面、吉野方面、玉里方面への乗換場としての役割もあるのだが
悲しいかな鹿児島での公共交通機関の利便性が低いが故
マイカーを使って店舗を利用する郊外型のストアとの売上、商品の取扱品目にかなりの差があるようにも思う。

今回からはこの場所にある。3つの通り会の現状について少しずつ記していきたいと思います。  


Posted by はるり at 09:05
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